青山 忠
1982年、中央大学在学中に日本マンドリン独奏コンクール第2位入賞。 1983年、NHK洋楽オーディションに合格。NHK-FM「午後のリサイタル」に出演。1987年よりリサイタルを開催。 1997年、ロシアの名指揮者スヴェトラーノフ指揮のNHK交響楽団とマーラーの交響曲第7番「夜の歌」で共演し高い評価。このほか、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、オーケストラ・アンサンブル・金沢、神奈川フィルハーモニー管弦楽団等と共演。また、藤原歌劇団、二期会、英国ロイヤルバレエ団、ミラノスカラ座等の公演に参加。 2000年、2001年、新国立劇場の歌劇「ドン・ジョバンニ」に2年連続で参加。 2001年より年3回、東京オペラシティ内近江楽堂でコンサートを自ら企画して開催。CD録音、TV、ラジオ、CM等でも活躍。NHK「街道をゆく」、同教育「虹色定期便」、TBSドラマ「理想の結婚」、同「夢のカリフォルニア」等のバックミュージックを演奏。1999年よりシンガーソングライター山梨鐐平氏のライブ活動にも数多く参加。歌手石野真子のライブやレコーディング、マンドリンシンガー清心の演奏指導・ライブやレコーディングといった活動も手がける。マンドリンオーケストラ・マンドリンアンサンブルの指導や楽譜の出版にも力を注いでいる。「楽しく弾けるポピュラーマンドリン二重奏」全三巻を出版。これまでに12枚のCDをリリースしているが、そのうち「マンドリーノ・ロマンティコⅢ」、「同IV」、「同V」、「弦色浪漫」、「同Ⅱ」、「同Ⅲ」の準拠楽譜も出版し、多くのマンドリン愛好家の助けとなっている。なお、当アルバムの準拠楽譜も出版予定。2006年7月、教則DVD「はじめよう マンドリン」をリリース、第2弾のDVDも企画が進行しており、初心者から上級者まで、多くの演奏者からの注目を集めている。ポピュラーな曲目を中心としたプログラムでコンサートを展開しているが、最近は、中国、台湾に招聘されコンサートをおこない、海外にもマンドリンのすばらしさを伝えている。 2007年、行定勲監督作品の映画「クローズド・ノート」では、沢尻エリカはじめ出演者たちのマンドリン演奏指導、劇中音楽の演奏を担当した。