臺灣マンドリン楽団(台北マンドリン楽団)

台湾マンドリン楽団(旧・台北マンドリン楽団)は2007年8月、柳琴(小型の琵琶。東洋のマンドリンとも呼ばれる)とマンドリンの演奏家である陳子涵が設立したマンドリン団体。2017年5月に現在の名称に改名した。

台湾でマンドリン音楽を広めることを任務と考え、西洋の楽器であるマンドリンとマンドリン音楽の普及に務めている。台湾でマンドリン音楽の普及は始まったばかりで、演奏水準の向上と音楽性の充実を図るため、海外のマンドリン演奏家を招いての国際交流コンサートを積極的に開催し、好評を得ている。これまでに出演いただいた主な演奏家・団体は、青山忠氏、Fabio Giudice氏、小穴雄一氏、アンサンブル・アメデオ、Ralf Leenen氏、粂井謙三氏、マリオネット(湯淺隆氏、吉田剛士氏)、西山みき氏、桜井至誠氏、桝川千明氏、井上泰信氏ら。

台湾マンドリン楽団は現在、曾煒盺が指揮を務め、毎年コンサートを定期開催しているほか、依頼演奏も多く、テレビやラジオのインタビューを受けるなど、台湾内外で注目を集めている。今後も台湾でマンドリン愛好家を増やし、マンドリン音楽の発展に寄与していきたいと願っている。